Webサーバ、メールサーバ、プロキシーサーバ、FTPサーバ、DHCPサーバ、DNSサーバの機能を備えたサーバソフトであるBlackJumboDogですが、今回はDHCPサーバ機能の利用時に注意する点を備忘録として記載します。
1.DHCPリレー構成時の利用について
PC-L3SW-DHCPサーバの構成時に、L3SWで同セグである場合は問題ありません。
別セグである構成の場合、L3SWにヘルパーアドレスを設定していることを前提として、BlackJumboDogを利用している環境だと想定通り動作しません。
DHCPサーバ側でWireSharkでパケットキャプチャすると、DHCP-DiscoverをPCから受け取るのですが、その後に発信するはずのDHCP-Offerが発信されない動作をします。
原因については色々調査したのですが不明でした。
何かしらご存知の方は、一方頂けますと幸いです。
2.代替策
他のソフトを利用します。
■Serva
BlackJumboDogと同じような、色々なサービスを展開できるサーバソフトです。
>その後に発信するはずのDHCP-Offerが発信されない動作をします。
サーバ側でキャプチャされてるので、私の事象とは異なるのかもしれませんが
参考になれば幸いです。
私の環境で検証した限りですが、BlackJumboDogの場合、DHCPサーバから
リレーエージェントまで限定ブロードキャストで応答(DHCP-Offer)するので、
クライアントまで届きませんでした。
クライアント側でキャプチャしてOfferが届かないということでしたら、
上記の可能性があります。一方、Servaは、正常に動作しました。
ここの紹介のおかげです。ありがとうございます。